
施術内容
羽田野式ハイボルト

南板橋整骨院では以下のような症例に対応しています。
- 急性期のケガ・スポーツ障害・関節症などの慢性疾患からの機能回復・パフォーマンス向上・フィジカル強化
- スポーツ障害・・・野球肩、野球肘、テニス肘、ゴルフ肘・ジャンパー膝・ランナー膝・腰、膝、足、その他使いすぎによる慢性時痛、関節症、オスグット病など
- スポーツ外傷・・・靭帯損傷、滑液包炎、捻挫、挫傷、打撲など
- 競技種目に合わせた運動療法とフィジカルトレーニング指導
- 指導管理→競技別再負傷、後遺症の予防対策

羽田野式ハイボルトとは、ハイボルテージという電気治療機器を用い、はしもと接骨院総院長の羽田野氏が考案した独自技法です。
ハイボルテージという機器は、筋肉や靱帯の深部に高電圧の刺激を浸透させることが可能であり、それにより筋肉や靭帯の修復、神経の興奮を抑え、疼痛の軽減や治癒促進などに利用できる「痛み」に特化した電気刺激治療器です。
羽田野氏はこの機器を使い臨床研究を重ね、効果的な治療法のみならず、検査機器としての使用法も確立しました。
膝関節超音波治療のポイント

1.視診(目で診る)
- 入り口を入ってきたところを診る。
- 歩き方、靴の脱ぎ方、しゃがめるか、膝を曲げられるか等の動き。
2.問診(聞いて診る)
- いつから痛いのか?どういう時にいたいのか?どうした時に痛いのか?
→いつでも、何年も前に転んだ後から、階段昇降時、正座をした時、歩行時、起床時、膝をついて転倒など - スポーツ外傷の場合は受傷肢位
→コンタクトスポーツでの相手と接触して転倒し乗られて、足を掴まれたまま倒されて、ジャンプから着地を失敗して、急なターンをして、など
3.触診(触って診る)
- 患側と健側にどのような差があるかを触りながら行う
- 筋力低下による膝関節変形の有無
- 筋肉の硬結(硬さ)または関節拘縮(こわばり)の有無の確認
4.検査
- 靭帯損傷、半月板損傷、関節水腫(膝に水が溜まること)の有無
- 関節可動域制限(正常な曲げ伸ばしができるかどうか)の有無
- 90°以上屈曲できるか?確認
→できない場合は関節内の異常が考えられる。(変形、半月板や靭帯の損傷
→できる場合は筋腱の炎症や血行不良、滑液包(膝の周りにいくつもある潤滑液が入った袋のようなもの)の炎症
5.説明
- 状態の説明
→正常な膝の構造に対して現状どうなっているか(炎症、筋肉の血行不良、関節変形、靭帯、半月板損傷の疑い) - どの様な治療が必要かを説明
→炎症、靭帯、半月板損傷の疑いは安静、アイシング、固定、免荷など、保存治療が必要。
→血行不良性の痛みの場合は温熱、手技療法など、膝周囲筋群の血流を良くする治療が必要。
6.治療法
- 必ず膝に負担のかからない肢位(体勢)で行う
→軽く曲げた状態がベスト - アイシング
→炎症の拡大を抑えるため患部を冷やす。 - Hi-Voltage
→痛みを早く鎮める。 - MCR
→治りを促進する。 - 超音波療法
→関節腔内へ照射することにより滑液を早く除去する。
→滑液包へ照射し活性化を促す。 - 固定
→関節の安静、保護、再負傷防止のため包帯、副子固定、サポターなどで固定。 - 干渉波療法
→膝関節に関連する筋肉を電気で収縮運動させ、血行不良、拘縮、硬結を除去する。 - 温熱療法
→膝関節に関連する筋肉を温め、毛細血管を拡張、血流促進させる。 - 手技療法
→膝関節に関連する筋肉を手で収縮運動させ、血行不良、拘縮、硬結を除去する。→関節可動域訓練、ストレッチ
膝関節に関連する筋肉
大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋群、前脛骨筋、腓骨筋、腓腹筋、足底筋



7.治療後のチェックと指導管理
- チェック
→再度検査を行い治療前後で動きや痛みの軽減度を確認する。
*屈曲、伸展など可動域の確認。歩行時の痛み具合など。 - 指導管理
→現状説明
*膝の状態の再説明→炎症期なのか回復期なのかなど
→今後の治療計画
*治療頻度→炎症期は毎日、競技復帰の目安など・日常生活動作注意点
*歩き方→健側から歩く
*階段昇降→健側から昇降
*入浴→炎症期は温めない。
*就寝時の姿勢→患側を下にしない。
*セルフケア→熱感時はアイシング、周囲筋群のセルフストレッチなど
