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施術の流れ
【その1】 問診
予診表に基づき、患者様、お客様の主訴、症状、を聴きます。
問診時に大切な4つのポイント
- いつからなのか?
昔?昨日?時々? - どんなとき痛いのか?
何もしなくても痛い、動いたとき、触ったとき - いつ痛いのか?
(悪い順に)いつでも→就寝中→起床時→夕方 - どんな痛みなのか?
→ズキズキ、ジンジン、刺すような=急性、ケガ
→ズーン、重い、うずく、だるい、鈍い=亜急性、血行不良性、血流が悪い、慢性


【その2】 視診
姿勢、動作、患部の色、などを診ます。
視診時に大切な3つのポイント
- 姿勢
前後左右の傾き、痛みをかばう姿勢など - 動作
片足を引きずる歩行、片足が着けない、関節を曲げられない、前かがみ、背筋が伸ばせない、腕を抱えるなど - 患部の色
赤い=炎症があり腫れている
青紫=内出血がある
黄色=内出血の治る直前
【その3】 聴診
患部や関節を動かした時の音を診ます。
聴診時に大切な3つのポイント
- パキポキと関節が鳴る
関節に強い負荷が加わり内圧上昇により関節内に気泡ができ、それが弾ける音 - ゴリゴリと筋肉が鳴る
筋肉、筋膜の血行不良により硬くなった筋肉が干渉する音 - グズグズと関節が鳴る
関節軟骨や半月板の損傷が考えられる音
【その4】 触診
患部を触って診ます。
触診時に大切な2つのポイント
温度
- 熱感=熱くなっている=炎症がある。
- 冷感=冷たくなっている=血行不良がある。
感触
- 圧痛=押したことによる痛み
→ズキズキ、ジンジン、刺すような=急性、ケガ
→ズーン、重い、うずく、だるい、鈍い=亜急性、血行不良性、血流が悪い、慢性 - 硬さ=血行不良による筋硬結
- 欠損=筋・腱の断裂(肉離れ)、靭帯断裂(捻挫)、打撲痕
- 腫れ=患部の炎症
- むくみ=静脈・リンパ環流不良、疲労物質滞留、腎臓・心臓疾患の疑い


【その5】 徒手検査
筋骨格系機能障害における症状や部位を特定する目的で行われる検査法。
徒手検査時に大切な3つのポイント
- 痛みを誘発し悪い場所を特定する。
- 検査から症状の大きさを判断する。
- 良い方も検査し悪い方を特定する。


【その6】 施術
検査結果に基づいて、正しい治療法を施術いたします。
- 症状、検査結果から負傷部位のポイントを特定し、効率よく治療します。
- 患部だけではなく関連部位も治療します。
- 患者様の症状や体力に合わせて負担をかけず無理なく治療します。


【その7】 ストレッチなど自分でできることのアドバイス
家でもできる簡単なストレッチ方法をアドバイスをします。
- 患部に負担をかけない生活動作のアドバイス
- 就寝時の姿勢や入浴方法のアドバイス
- 冷やす、温める、ストレッチ、体操など自分でできる対症法のアドバイス
【その8】 今後の方針などの説明
患者様に分かりやすいように、今後の治療法のご説明を致します。
- 治療効果を確認し治療頻度、治癒見込など次回以降の治療計画を説明
- 治療翌日以降の痛み具合、痛みの出るタイミングなどをご自身で確認していただく説明

